どうしてお腹まわりの内臓脂肪が増える?

お腹まわりの増えてしまった内臓脂肪は、ダイエットをして落とすことが大切です。

内臓脂肪は危険な病気を引き起こすサイレントキラーとも言われており、注意しなければならない脂肪です。

そんな内臓脂肪が増える原因を知ることで、ダイエットの参考にしていきましょう。 まず大きな原因として「過食」が挙げられます。

若い時に比べ活動代謝や基礎代謝が落ちているのにもかかわらず、食生活は若いときのままという人は中高年になって内臓脂肪が増えてしまいます。

他にも「消費カロリーと摂取カロリーのバランス」も挙げられます。 消費するカロリーより、食事やお菓子などから摂るカロリーの方が多くなると、内臓脂肪にどんどん溜まっていきます。

また「飲酒」も注意しなければなりません。 お酒は糖質なのでカロリーオーバーになることはもちろんですが、肝臓でアルコールが分解されるときにコルチゾールという内臓脂肪を増やすホルモンが分泌されるのです。

そのため特に飲み過ぎには注意が必要なのです。 他にも「運動不足」も大きな原因となります。

中高年になると若いときより運動量が低下することが多く、残ってしまった栄養素が内臓脂肪となって内臓の回りに溜まっていくのです。

また運動不足によって筋肉量の低下につながり、それによって基礎代謝が低下します。 代謝の中でも基礎代謝は60%を占めていると言われており、基礎代謝が落ちることは内臓脂肪増加につながるのです。 そしてこの代謝低下は筋肉の低下だけでなく、加齢によってどんどん低下するため、エネルギーの消費量はどんどん減っていきます。 他にも「食生活」の問題もありますが、炭水化物(糖質)が多い人は内臓脂肪が増えやすくなります。 そのため内臓脂肪が付きやすくなる中高年になったら、炭水化物を減らすようにしましょう。 また「睡眠時間」が少なくなると、空腹ホルモンと言われているグレリンの分泌が増えるため、空腹感が強くなり食べ過ぎることにつながると言われているので睡眠もしっかりとるようにしたいものです。 わたしたち日本人は農耕民族体質なので、少量の食事で生きられるようになっているとのこと。 特に野菜中心の食事が合っている傾向があり、欧米型の食生活になった今、食べ過ぎてしまう傾向があるとも言われています。 特に中高年になって内臓脂肪が増えるのは、やはり全体的にホルモンの低下や代謝が落ちることによるエネルギー消費のバランスに大きな原因があるようです。

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