老後の健康、あるいは命を保つためにお腹まわりの内臓脂肪をダイエットすることは、とても重要なことです。
内臓脂肪を落とすおすすめの食べ物を紹介します。
内臓脂肪を落とすためには食生活を見直すことはとても重要です。食事によって体は大きく影響を受けます。
■内臓脂肪を減らすために効果的な栄養素
まず内臓脂肪を減らすために意識したい栄養素は、「食物繊維」「DHA・EPA」「L-カルニチン」「ビタミンB群」「リコピン」「カフェイン」「クロロゲン」「カルシウム」「ビタミン、ミネラル全般」などがあります。
これらをしっかり摂ることで代謝が上がり、脂肪燃焼が高まります。
食物繊維は野菜、海藻、キノコなどに豊富に含まれています。
特に海藻やキノコに多く含まれている水溶性食物繊維は、食事で摂った脂肪分を絡め取りながら排出する効果も。
またイワシやアジ、鰹、サバ、サンマなどの青魚にはDHA・EPAが豊富に含まれており、内臓脂肪を減らし、血液サラサラ効果があります。
そしてL-カルニチン、ビタミンB群、アラキドン酸などが豊富に含まれている豚肉は、タンパク質も豊富なのでおすすめ。
ただし脂身は避けるようにしなければなりません。
また低カロリーで満腹感を得られる海藻から出来ている寒天や、コンニャク芋からできているコンニャクもおすすめです。
他にも血糖値を下げ、血中コレステロールを減らし、血液サラサラ効果の高いトマトは、内臓脂肪を落とすリコピンも豊富に含有し、腸内環境にも良いと言われています。
また、豆乳・豆腐・納豆・きなこ・おからなど、大豆食品に含まれている大豆タンパク質の中にあるβコングリシニンという成分には、血液サラサラ効果、コレステロール低下、代謝向上効果があります。
オレンジに豊富に含まれているイシトールという成分は、肝臓に溜まった脂肪の減少効果、血液サラサラ効果、そして代謝向上効果があるのです。
他にも黒酢にはアミノ酸が豊富に含まれており、ニンニクやタマネギにはアリシンという物質が含まれており、どちらも代謝を高める効果があります。
またこのアリシンには、ビタミンB1を吸収しやすくする効果もあり脂肪燃焼を高めます。
このように内臓脂肪減少効果の高い食べ物を意識的に摂るようにしましょう。